自分の家を自分で作るにあたり、ネットでも色々検索しましたが、本もたくさん参考にさせてもらいました。
その中でも今回は、実際に自分で家を建てた方々が出版された本で、
かつ私が参考にした本をご紹介したいと思います。
1.自分でわが家を作る本。
こちらは「セルフビルド」と検索するとトップページに出てくる「DIY 日曜大工で家をつくる」の氏家誠悟氏の著書です。
基礎工事から水道工事まで、何から何まで詳しくホームページに掲載されているのですが、
全体的な流れを知るならやはり本にも目を通した方がいいかなと思います。
2階建て 42坪 860万円
2.350万円で自分の家をつくる
こちらは家を建てる前から主人が買っていました。
まだ設計図面を書くとかそんな段階には全くない状態で読んだときは、
こちらの「3分の1が土間」という図面に面食らって、

あまり役に立たないかな……
(失礼)
と思いましたが、
建築確認申請の書類を作る際や、工事の流れを調べる際に参考にさせてもらいました。
棚や室内ドアに多用したシナランバーコアの存在を知ったのもこの本がきっかけだったと思います。
平屋 23坪 373万円
3.100万円の家づくり: 自分でつくる木の棲み家
こちらは、家というより規模で見ると小屋という感じですが、
「やっぱり折置き組で建てたい」という後押しをしてくれたような気がします。
木造軸組み模型を作る際にも参考にしていました。
平屋 6坪 100万円
4.家をセルフでビルドしたい 大工経験ゼロの俺が3LDK夢のマイホームを6年かけて建てた話
こちらは先にブログの方を知っていたのですが(材木手刻みを検索していた)、

しばらく更新されてないなぁと思っていたら、
もう完成されて住まれていたことをこの本を読んで知りました。
ブログではうかがい知れなかった夫婦の掛け合い、友人知人、近所の方とのやり取りも面白く、
失敗談も惜しみなく(?)書かれています。
6年掛けて基礎以外の全てを、お仕事をしながらやり遂げられたのはすごいと思います。
平屋 34坪(図面からざっくり) 560万円
5.家は自分の手でつくる。
こちらはハーフビルドや内装をご自分でされた方々を集めた本です。
(表紙の男性はバッファロー吾郎 竹若さん)
この本を見て、

やっぱり巾木(壁下部の6㎝高の部材)はナシでいこう
と思いました。
施主支給のコツや素材選びのコツも参考になりました。
那須の「ハーフビルドホーム」で建てられた方も載っているし、
本体工事費を載せてる方も結構いらっしゃいます。
セルフビルダーは結構いる!セルフビルドに必要なものとは
これらの他にもセルフビルドの本を読んだり、ネットで見たりしてきましたが、
セルフビルドをした人は結構いるんだなと思います。
その経験談があったお陰で、我が家もログハウスではない家をセルフビルドすることが出来ました。

セルフビルド=ログハウスのキット、というイメージだったもので
1~4の本には坪数と費用が書かれていたので、そのまま載せさせてもらいましたが、
我が家は平屋で28坪(ロフト部分を入れると32坪)にもかかわらず、
ハウスメーカーに頼んだ?っていうくらい費用がかさみました。

1.寒冷地の深い基礎
2.平屋の大屋根の全面に落雪防止の石粒鋼板
3.トリプルガラスと断熱ドア
ここまででもう690万円です。
セルフビルドというと、まず「建築費用を抑えられる」というイメージがありますが、
大前提として「ものづくりが好き」という気持ちが無いと難しいと思います。
今回選んだ本の著者さん方はどの方も、そこからのスタートのように思います。
我が家の金額面についてはその内に……?
コメント
セルフビルド・ハーフビルドを考えている人にとって、金額は気になるところですよね。
確かに自分で建てると安く上がりそうな気がしますが、必ずしもそうではないですね。
でも、自身で手掛ける達成感は何ものにも代えがたいですね(*^^*)
そうなんです。もっと抑えられるのかと思ったら意外と高額になってしまいました。
「セルフビルドでもこんなに掛かるよ」っていう例もその内記事でアップしようかなと思ってます。
自分で好きなように設計して建てられたので、金額に関する後悔は無く、おおむね満足してますが、
おすすめするかと聞かれると、「人による」という答えになると思います(笑)